【自殺のサインを見逃さない(つづき)】
 
  • 話す言葉が変わってくるようになります
    • 口癖のような訴え 「死にたい、死にたい」
    • 状況にそぐわない感謝 「お世話になりました」
    • 自分を責めるような訴え 「生きていても迷惑をかけるばかりだ」
    • 必要以上に身体にこだわる 「もう治らない病気なんだ」
    • 貧困になるいうと思い込み 「家族みんなが路頭に迷う」
    • 厭世的、絶望的な訴え 「将来に希望が持てない」
      「生きている意味がない」
  • 体調の不良がみられるようになります
    • じっとしておれず焦りが強い
    • 痛みや苦痛を強く訴える
    • 頭が重い、ひどい肩こり
    • 便秘になる、よく下痢をする
    • 寝つきが悪い、何度も目が覚める、朝早くから目が覚める
    • 疲労感が強く、特に朝に体調が悪い

 これらは、自殺の危険がある時やうつ病の初期に見られるサイン です。このようなサインがあったからといって、必ずしも自殺の危 険性が高いというわけではありませんが、深刻なサインや、いくつ かのサインが同じ時期から見られるようになったというような場合 は、要注意です。

(制 作: 社団法人 大阪精神科診療所協会)


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